遠くより 猫を抱いたる 賀状かな 020104
初仕事 何はともあれ メール見る 020104
初夢は ホームページの中の僕 020104
消雪の 音だけ響く 工場かな 020111
寒中の 予報は傘の 印あり 020123
逝く人の 面影微か 寒の雨 020123
雪景色 周りの音を 吸い込みて 020201
雪帽子 被りてじっと かなめ垣 020214
春来たり 何かせんとて 空仰ぐ 020214
吾子の手の 如く並びて チューリップ 020222
見る夢は 霞を出たり 入りたりし 020228
行く道の 霞消えたり また出たり 020228
安産を 願う墓前や 春のもや 020314
ぼたんゆり 園児の如く 並びおり 020314
旋風の 夢を再び 桜咲く 020329
花見酒 まずはベンチを 探しけり 020405
ゆっくりと 桜トンネルを 舟が行く 020405
聞き慣れぬ 声の子も行く 新学期 020411
春眠や 途切れし夢の 後を追う 020411
聞き終えて 琴の余韻の 春の風 020422
音もなく 古城の石の 春の雨 020422
連休の 田植えのそばを 車行く 020502
腰丸め 田植えし頃の 母の顔 020510
母の顔 思い浮かべて 春の雨 020510
虹の場所 母に問うたは いつの事 020516
けんか山 ちょうちん揺らぐ 五月宵 020516
食べながら イチゴ摘みたる 幼き日 020524
母は摘み 吾は食べたる イチゴかな 020524
五月雨や 虚無僧の音 近づきぬ 020531
アサガオや どの色選ぶ 種の数 020531
最近の句は、日記をつづっているような感じがします。
自己流でまだまだ下手な句ですが、徐々に書き加えていこうと思います。