3.俳句を始めました。 の続き(平成14年)です。



下は、小さな池にカエルの噴水と鹿威しが備えてある写真です。


【平成14年】

遠くより 猫を抱いたる 賀状かな 020104
初仕事 何はともあれ メール見る 020104
初夢は ホームページの中の僕 020104
消雪の 音だけ響く 工場かな 020111
寒中の 予報は傘の 印あり  020123
逝く人の 面影微か 寒の雨 020123
雪景色 周りの音を 吸い込みて 020201
雪帽子 被りてじっと かなめ垣 020214
春来たり 何かせんとて 空仰ぐ 020214
吾子の手の 如く並びて チューリップ 020222
見る夢は 霞を出たり 入りたりし 020228
行く道の 霞消えたり また出たり 020228
安産を 願う墓前や 春のもや 020314
ぼたんゆり 園児の如く 並びおり 020314
旋風の 夢を再び 桜咲く 020329
花見酒 まずはベンチを 探しけり 020405
ゆっくりと 桜トンネルを 舟が行く 020405
聞き慣れぬ 声の子も行く 新学期 020411
春眠や 途切れし夢の 後を追う 020411
聞き終えて 琴の余韻の 春の風 020422
音もなく 古城の石の 春の雨   020422
連休の 田植えのそばを 車行く 020502
腰丸め 田植えし頃の 母の顔  020510
母の顔 思い浮かべて 春の雨 020510
虹の場所 母に問うたは いつの事 020516
けんか山 ちょうちん揺らぐ 五月宵 020516
食べながら イチゴ摘みたる 幼き日 020524
母は摘み 吾は食べたる イチゴかな 020524
五月雨や 虚無僧の音 近づきぬ 020531
アサガオや どの色選ぶ 種の数 020531



トビ鳴くや 仰げど見えず 雲ばかり 020606
噴水も 散歩コースの 親子かな 020614
桜桃忌 わが人生を 省みる 020620
梅雨寒や 意見の相違 長引きて 020701
トンネルの 開通の下 紅葉悲話 020701
もう幾つ 寝ると夏休み 子等の言う 020719
炎天の 通りに子等の 声もなし 020802
涼を呼ぶ 入道なら 早く来い 020802
寝不足の まなこ摩れば 蝉の鳴く 020802
ふんわりと 湖面の涼風 上高地 020807
まなうらに父母が寄り添う 墓参り 020815
クラス会 話は止まず 磯花火 020823
古寺の 夏草匂う 歴史カナ 020826
万葉路 涼風と故事 求め行く 020826
こおろぎに 合わせ小鳥が 鳴き返す 020903
戻り来し SLの音 天高し 020910
曼珠沙華 母が微笑む 墓地の隅 020919
新米の 予約の筈の 長電話 020925
アサガオや 長持ちするねと 郵便婦 020925

まだ咲くや アサガオの棚 こわされず 021018


冠雪の 峰を狙いて カメラ待つ 021107


朝霧の 女岩を照らす 日の出かな 021107

吊るし柿 いつ下がるのと 子の尋ぬ 021115
雨続く 枯れ葉の音も 聞けぬなり 021115 買うならば あすなろも良し ゆず植える 021117
おかわりを 笑われて吸う きのこ汁 021117
小春日や 道を間違え 散歩する 021117
しめ飾り はにかむ母の テレビ見る 021219
年越しの ソバを肴に ワイン飲む 030102

 最近の句は、日記をつづっているような感じがします。
 自己流でまだまだ下手な句ですが、徐々に書き加えていこうと思います。

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1.あまはらし(雨晴)・義経岩・渋谷川・太田・二上山・万葉の里

2.鹿威し(ししおどし)・添水(そうず)・つくばい

4a.クラシックギター

4b.ブラインドスキーに挑戦!

5.鍼灸マッサージ・私の治療室

6.簡単に持ち運びできる牽引装置

7.片手でも使える車椅子

8.つけもの石が不要な漬け物器

9.回転しない安全な新しい扉開閉装置を考案

10.ゼンマイを利用した全面払拭ワイパー装置を考案

11.低振動エンジンの基本型を考案

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