8.つけもの石が不要な漬け物器
第40回富山県発明と工夫展が2002年11月2・3日の二日間、富山市民プラザにおいて開催されました。私が作った「つけ物器」が高岡市長賞を受賞しました。
NHK教育テレビ「きらっといきる」で2002年11月29日、夜7時30分〜8時まで、この事が放送されました。
日本の味、と言えばいろいろな物がありますが、「つけもの」もその中の一つでしょう。昔はどの家でも作っていたものです。その時に苦労したのが「つけもの石」です。
重くて転がり易い石を、漬け物の上に載せたり、おろしたりするのは面倒な作業です。特に年輩の人は苦労しておられるようです。よく「つけもの石を持ち上げて腰を痛めた」と聞く事があります。そしてつけもの石の体積も結構大きくなります。
私は今、つけもの石を使わずに簡単な操作により、強い力で加圧できる装置を考えています。加圧力の設定は自由に切替ができ(10Kg〜70Kgを想定)、又つけものの体積が減少しても加圧力は変わらずに一定の力で加圧を続けます。(特許出願中)
ただ今、必要な材料や部品、情報などの収集をしている最中です。秋までには完成したいと思っています。ある部品が手に入るかどうかが鍵になっています。
計画倒れににならなければ、と願っています。
この後、進展があれば順次書き加えていきたいと思います。
!2002年6月10日に更新!
5月の連休明けに漬け物器の本体が出来あがりました。近所の鉄工所にお願いして製作してもらいました。鉄材角パイプと塩化ビニールパイプを組み合わせて作ってあります。
材料の大きさ、長さ、高さ、開ける穴の大きさや位置等の寸法は、私が頭の中で設計した物をワープロで書いた文章で説明しました。鉄工所では図面を見れば直に判断できるのですが、私は図面を書く事ができないので仕方が無いのです。小さな模型を作って説明し、理解して頂きました。
使用できるつけもの桶の大きさは直径60センチメートル以下、高さ80センチメートル以下の物です。桶の高さに応じて調整ができるように作ってあります。
あとは、小さな部品を取り揃えて組み立てる作業が残っています。しかしまだ一部の部品が揃っていません。仕上がりはもう少し先になります。
!2002年10月29日に更新!
部品の全てが集まり、少しずつ組立作業を続けてきました。その結果、当初の計画通りの装置に仕上がりました。
ただ、加圧力が当初より少し大きくなり、25Kg〜100Kgになりました。心配していた空気漏れは、一晩で約5パーセント程度でした。この程度なら使用上、大きな支障は無いでしょう。まずは一安心。
その後、空気配管の途中にチェックバルブを設けたところ、エアー漏れは全く無くなりました。結果的に、エアーポンプから空気が逆流して漏れていた事になります。まずは良かった!良かった!
あとは11月2・3日(土・日)に、富山市民プラザにおいて開催される[富山県発明と工夫展]に出品して結果を待つだけです。
2002年11月3日更新!
!高岡市長賞受賞!
下は受賞した漬物用加圧器の写真です。
第40回富山県発明と工夫展が11月2・3日の二日間、富山市民プラザにおいて開催されました。私が試作した漬物用加圧器が高岡市長賞を受賞しました
これで3年連続で高岡市長賞受賞となりました。大変うれしく思っています。
製作にご協力を頂いた皆様に感謝致しております。有り難うございました。
NHK教育テレビで紹介される!
(2002年12月3日更新)
2002年11月29日(金) 夜7時30分〜8時 NHK教育テレビ「きらっといきる」に私が試作した漬物用加圧器が放送されました。
10月上旬から11月上旬にかけ、10回ほどNHKから取材に来ておられ、11月16日にはNHK大阪スタジオへ妻と収録に行って来ました。大変楽しい経験をさせて頂きました。
放送が終った途端に電話が鳴り始め、2時間ほど切れ間がないほどでした。遠い所からや、懐かしい人、思いがけない人等、多くの祝いの言葉を頂き、本当に感激しました。有り難うございました。
この後、このホームページへのアクセスがグーンと増えました。喜んでいます。
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