2.鹿威し(ししおどし)・添水(そうず)・つくばい
上の写真は私の手作りの池と鹿威しです。
−−−鹿威し(ししおどし)・添水(そうず)−−−
私の家の前には、手作りの小さな池が2個、段差をつけて並べて置いてあります。発泡スチロールで型を作り、そこにセメントを流し込んで作った物です。
上の池には長さ40センチメートル、太さ5センチメートルの竹で作った鹿威しが動いています。下の池には30×3センチメートルの鹿威しが動いています。どちらも30〜40秒ほどの間隔で動いています。どちらも見ただけでは水がどこから入るのか、分からないように作ってあります。時々、子供が不思議そうに覗いている事があります。
鹿威しは、頭を垂れている時間を長くするように工夫してあり、又、水が流れ出る時は空気音を発するようにもなっています。握りこぶし大のポンプひとつで、両方の池とも、カエルの口から噴水を出しています。
大きい鹿威しはコップに半分ほど、小さい鹿威しは杯に一杯ほどの水で動いています。一番苦心したのは心棒と重心の位置によって決まるバランスを取ることでした。
初めて鹿威しと池を作ったのは平成8年頃でした。今までに大小あわせて5〜6本の鹿威しを作り直しました。仮に1分間に1回動くとして、1日に約720回も動きます。(夜間は近所に迷惑をかけるので止めています。) 1年間では約2万5000回も動くことになりますが、割に長持ちするものだと感心しています。
私は鹿威しと噴水の音を聞きながら、部屋でうたた寝を楽しむ事がよくあります。
以下は全文、広辞苑からの引用です。
しし‐おどし【鹿威し】
田畑を荒らす鳥獣をおどし、追い払うための装置。かかし・鳴子・添水(そうず)の類の総称。しかおどし。
そう‐ず【添水】
(一説に、「ソホヅ案山子」の転。また、「僧都」からとも) 竹筒に水を引き入れ、たまる水の重みで反転した竹筒が石などに当って快い音を立てるようにした装置。庭園などに設けるが、もとは田畑を荒らす鳥獣を追うもの。ししおどし。添水唐臼(そうずからうす)といって唐臼をつく装置のものもある。雷G・秋浴B続門葉雑「前栽のやり水にそうずといふものをつくりて」
この後、「貴方も鹿威しを作って見ませんか?」と「水琴窟と鹿威し」の二つのページを追加する予定です。しばらくお待ち下さい。
貴方も鹿威しを作って見ませんか?
!!平成14年7月7日に開設したページです。!!
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