10.ゼンマイを利用した全面払拭ワイパー装置を考案
2005年10月15・16日開催された第43回富山県発明と工夫展に試作品を出品しました。特許出願してあります。
!残念!
試作品は工夫展の最中に動かなくなってしまいました。時間と経費を節約するため、モーターの回転制御を機械的スィッチに頼ったのが失敗の原因でした。
!急がば回れ!
ものごとは時間に余裕を持ってしなければなりませんね!
自動車用ワイパー装置はほとんどが扇形を描いて払拭する方式のために、窓ガラス面に拭き残し部分ができ、充分な視界を得られないのが難点です。
試作した装置は、ワイパーブレードを窓ガラス面に対して左右の水平方向に配置し、これを上下に往復運動させる方式のため、ガラス面全体を払拭するので、拭き残し部分が無く、充分な視界が得られる事が特徴です。
また、ワイパーブレードの上昇時は窓ガラス面から離れ、下降時だけ窓ガラス面を押圧しながら払拭させたり、上昇時下降時ともに窓ガラス面を押圧しながら払拭させたりする事も可能であり、その切り替えも簡単です。
雨や雪などの気象条件、走行条件に応じて、適当な方式に切り替えて良好な視界を得ることができます。
【作動原理】
正逆回転制御された回転ドラムに、適当な弾性を持つゼンマイ(帯状弾性体)の一端を固定取り付けし、他の一端(開放側)にワイパーブレードを水平方向に取り付ける。そして回転ドラムによってゼンマイを巻き取るようにすれば、ワイパーブレードは下降し、巻き戻すようにすればワイパーブレードは上昇する。
また、ゼンマイの巻き取りと巻き戻しを容易にするため、回転ドラムを軸支する回転ドラム支持体を設け、この支持体は所定の角度だけ回転ドラムと一緒に共回りするようになっている。
そしてゼンマイを巻き戻したり、巻き取る事によって、ワイパーブレードが上昇するときには窓ガラス面から離隔する方向に回動し、ワイパーブレードが下降するときには窓ガラス面を押圧する方向に回動する。
窓ガラス面を押圧した状態で回転ドラム支持体をロックしてやれば、ワイパーブレードは上昇時下降時ともに窓ガラス面を押圧払拭する事ができます。
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