3.俳句を始めました。 の続き(平成12年)です。



下は、小さな池にカエルの噴水と鹿威しが備えてある写真です。


【平成12年】
千年の カウントダウン 除夜の鐘 000101
ミレニアム 何も変わらぬ 寝正月 000101
玉じゃりの 音の続くや 初詣 000105
初詣 両眼開けたや ダルマ買う 000105
指折りて 七草の名を言うて見る 000114
凍てつきの 田んぼにはしゃぐ 子等の声 000225
さりげなく ミニ雛ふたつ 玄関に 000225
春雷に 気づかぬ妻の いびきかな 000308
沖向かう 舟音低く 春の闇 000315
北向かう 白鳥の声か 二度三度 000315
菜の花や 子供の頃も 噛みしめる 000324

−−−蓑島さんの「アンソロジー 朝の音」は3月で終了しました。
 蓑島さん、長い間いろいろと有り難うございました。
4月からは「朝の十七音」となりました。−−−

卒業の 言葉飛び交う ラジオかな 000403
萌える芽ノ 手に柔かし かなめ垣 000411
春暁や 目覚め聞き入る 音模様 000419
一山の 青葉ざわめき 風わたる 000426
うぐいすの 初音を下に 遊歩道 000426
やまぶきの 古詩ありそっと 触れて見る 000502
いかり草 形を指で 確める 000502
八重桜 火牛を囲み 紅く燃え 000502
カーネーション 贈りたき母 まなうらに 000509
タンポポは 残して母は 草を取り 000509
人逝きて 今はキジ鳴く 畑かな 000517
てっせんの 蔓をつまんで うなずきぬ 000523
玄関に ゆりの香残し 客去りぬ 000531
目に青葉 触れて歩みを 少し止め 000607
二度三度 鳴いて去りしか 不如帰 000614
アサガオや ラセン描いて 背比べ 000627

アサガオを 眺めて子等も 丈比べ 000627
石仏の 影に「泣」く虫 ひとつあり  000704
早すぎて アサガオ一輪 低く咲き 000704
蓮の花 法要菓子に かくも似て 000723
涼む場所 探せば先に すずめ等も 000723
鳴き初めを 雨に消されし 夜の蝉 000801
恨めしや 入道の雲 影も無し 000817
町の蝉 行き交う車を 気にもせず 000821
新作の 添水の響き 良しとしよう 000920
潮騒と 虫が奏でる ノクターン 000928
目覚めても 目覚めてもまだ 秋夜長 001004
金木犀 しばし車を 休ませて 001011
炬火送る 拍手響いて 秋の空 001012
さつまいも 届けし人の 腰折れて 001024
今年また 柿取る吾は 猿の真似 001024
通せん坊 増えし小菊に 遠回り 001030
暮れぬ間に 家へ戻れよ 穴惑い 001106
柿の山 囲んで話に 花が咲き 001106

吊し柿 見上ぐ童の 指の先 001106
鰤サシを フクラギと言いて 口淋し 001128
寒き日は ワインの紅白 気にならず 001128
ボランティア 遠き雪道 なんのその  001214
ミカンむき ボツボツ語る 裏ばなし 001214
お礼にと 銀杏匂う 紙袋 001214
クリスマス ちっちゃな靴下 枕もと 001219
今世紀 残りを数え カボチャ喰う 001219
半世紀 あらたに除夜の 鐘を聞く 001226

 自己流でまだまだ下手な句ですが、徐々に書き加えていこうと思います。

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1.あまはらし(雨晴)・義経岩・渋谷川・太田・二上山・万葉の里

2.鹿威し(ししおどし)・添水(そうず)・つくばい

4a.クラシックギター

4b.ブラインドスキーに挑戦!

5.鍼灸マッサージ・私の治療室

6.簡単に持ち運びできる牽引装置

7.片手でも使える車椅子

8.つけもの石が不要な漬け物器

9.回転しない安全な新しい扉開閉装置を考案

10.ゼンマイを利用した全面払拭ワイパー装置を考案

11.低振動エンジンの基本型を考案

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